今日からブログ再開です。
どんな記事でブログを再開しようかと迷っていたら・・・
映画
「おくりびと」 がモントリオール映画祭で
グランプリを受賞し、話題になっていると言うことで、
映画のテーマである
納棺師のことを書こうと思います。
映画を観ていなければ納棺師について知っている人は
少ないと思います。
私も、母を送るまでは納棺師の存在を知りませんでした。
納棺師とは、死んだ人に衛生的な処置をしたり、
経帷子(着物や洋服)を着せたり、死に化粧などを施して、
故人を棺に納める仕事です。
たぶん新しい職業なのでしょう。
(昔は、葬儀社の人と家族で行っていた?)
全国で200人程度しかいないと聞いています。
私の母の場合も、葬儀社の紹介がなかったら知らずに終わっていた
と思いますが、幸いなことにお願いした葬儀の内容に納棺師の仕事
もパッキングされていたので、貴重な経験をすることができました。
すべてが遺族の目の前で行われます。
てきぱきと、しかも優しく、なにより、死んだ人に対する
敬いの心も感じられる所作に
私たち遺族はみんな感動と感謝の涙を流しました。
白装束を着せてもらい、長い病との闘いでやつれた顔も
まるで生きているかのように美しくメイクアップしてもらいました。
(口紅とコンパクトを用意していましたが、必要なかったです)
映画の台詞でありますが、
「今まででいちばん美しかった・・・」って。
まさにその通りでした。
お葬式は、死人のためと言うよりも、
残された遺族のためにあるのかも知れません。
だから、心おきなく母を送ることができて、
悲しいけれど幸せでした。
ぜひ、納棺師の仕事を知ってください。
少しだけ、死者に対する考え方が変わるかも知れません。

長い間お休みしていたブログですが、
やっと再開しようという気持になりました。
また、のぞきに来てくださいね。

